BLOG

合わせガラス

2016年02月16日(火)

ヴァンサンクフルールのロビー間仕切りに合わせガラスの大型建具を採用した。
担当のNさんはイメージに合う和紙を探し、サンプルを取り寄せ、デザイン図を描いては消した。
奈良県田原本町にあるタミヤガラスさんの工場に何度も出かけては試作をした。
チーフのAさんも同行し、タミヤさんと二人三脚の作品が完成した。

和紙ならではのやさしい雰囲気がガラスの中にとじこめられて
控えめな中に華やかさのある空間となった。
入居する高齢の方々の心を癒してくれるに違いないと思う。

030_7358

ガラスの中の和紙は半永久的に保持される。
合わせガラスはもともと強度があるが、和紙が入ることでさらに安全性も高まる。

020_7511

エントランスは同じ和紙を曲線にデザインした。
「Fleur」という名称に似合う透明感のあるサインとなった。