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エコな取組みパートⅢ・・・ウッドデッキ

2009年11月02日(月)

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ホームセンターで材料を買って手作りしようか・・・と
最後まで迷ったウッドデッキ。

越井木材のマクセラムAHで作ってもらうことになりました。

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木材を180~250度の高温で熱処理すると、
木材の組織は変性し、高い防腐性能・寸法安定性をもった優れた材料になります。

ヨーロッパでは薬剤を使わない(ノンケミカル)木材の熱処理技術の研究が進み、
フィンランドでは水蒸気下で熱処理を行うサーモウッド技術が確立されました。

この技術を改良し、国産材の全樹種に対応させた コシイ・スーパーサーモ
デッキ材はトラックの荷台などに使われるというアカシアの木
仕上がり&10年後が楽しみです。


エコな取組みパートⅡ・・・パーフェクトバリア

2009年09月24日(木)

Y邸ではペットボトルをリサイクルした断熱材を使っています。

真綿のようなふわふわ感が気持ちよく、断熱性能もバッチリの優れものです。

グラスウールより若干高単価ではありますが、

ガラス繊維独特のチクチク感もなく大工さんにも喜ばれています。

今回は耳付きタイプを使ったのでさらに施工性もアップしました。

機密性と断熱性を高めることは次世代省エネのキーワードです。

「パーフェクトバリア」の詳細はこちらから
エンデバーハウス http://www.endeavorhouse.co.jp

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Y邸・・・エコな取組み パート1

2009年08月28日(金)

シンプル&ローコストでしっかり創ることをめざしたY邸のエコな取組みを紹介します。

換気システム

シックハウスなどが問題になり、現在、住宅では24時間換気が義務づけられています。

が・・・熱交換を行わない換気システムを採用すると冷暖房エネルギーのロスが大きく不経済。

太陽光発電、OMソーラー、床暖房、全館空調などはイニシャルコストがかなり高くつきます。

そこで・・・Y邸では夏涼しく、冬暖かい地熱(井戸水をイメージしてください)を利用したシステムを採用!

このシステムのよいところは環境にもお財布にもやさしいことです。

仕組みはいたってシンプル。

澄家換気システム(マーベックス) http://www.mahbex.com/

床下に設置したダクトと熱交換器

床下に設置したダクトと熱交換器

夏は蒸し暑く、冬は乾燥する日本では熱と湿気の両方を回収する「潜熱交換」がベスト。
給気フィルターを通った綺麗な空気はこの熱交換器と地熱の力を借りて室内へ・・・

小屋裏にのびるダクト

小屋裏にのびるダクト

夏はほんのり冷やされ、冬はほんのり暖められた空気が家中をやさしく循環します。
冷暖房コストは抑えられ、省エネもばっちりです!


配筋検査

2009年07月11日(土)

梅雨の晴れ間をぬって、基礎の配筋が完了しました。

11日は配筋検査・・・安心安全な住宅施工のためには、「地盤」「基礎」が大切です。

また、「住宅瑕疵担保履行法」施行にともなう保険契約では基礎配筋検査が必要となります。

ベース配筋 タテヨコ@150

ベース配筋 タテヨコ@150

かぶり厚さ 60

かぶり厚さ 60

基礎立ち上がり定着長さ 40d

基礎立ち上がり定着長さ 40d

スペーサー H=60

スペーサー H=60

設備配管セット

設備配管セット

全体を見渡す

全体を見渡す


Y邸・・・地鎮祭

2009年07月07日(火)

7月2日、朝9時、地鎮祭を行いました。

前日の雨もあがり、ちょうど良い空模様の中

天満神社の神主さんに来ていただき、

地元の朝取り野菜をお供えし、

生後2ヶ月の赤ちゃんも参加して、

和やかで心温まる地鎮祭でした。

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【地鎮祭豆知識】

地鎮祭は工事を始めるにあたって、氏神様を鎮め、神を祀って、
その土地を利用させていただくお許しを得るとともに、工事の無事を祈る儀式。
神式、仏式、キリスト教式・・・いろいろあります。
(一般的には土地の神社にお願いし、神式で行います。)

安全祈願祭、起工式という形で行うこともあります。

準備は?
祭場・・・土地を整地し、四隅に青竹(笹竹)を建て注連縄で囲う。(工事業者)
祭壇・・・木の台(八脚台)立て、祭壇をお祀りする。(神職)
お供・・・酒、水、洗米、塩、海のもの(するめ昆布)山のもの(野菜果物)等(施主が準備)

式の流れは?
修  祓・・・参列者、お供え物を祓い清める。
降神の儀・・・氏神様をお迎えする。神主さんが「オオ~」と発生して降臨を告げる。
献  餞・・・氏神様にお供えを食していただく。
祝詞奏上・・・建物を建てることを氏神様に告げお許しをいただき、工事の安全をお願いする。
四方祓い・・・土地の四隅を祓い清める。
地  鎮・・・斎鎌(イミカマ)の儀・・・刈初(草を刈る)「エイ、エイ、エイ」と3回
斎鋤(イミスキ)の儀・・・穿初(土を鋤く)「エイ、エイ、エイ」と3回
斎鍬(イミクワ)の儀・・・鍬入(鍬を入れる)「エイ、エイ、エイ」と3回
玉串奉奠・・・玉串(榊)を奉り、拝礼する。
撤  餞・・・酒と水の蓋を閉じてお供え物を下げる。
昇神の儀・・・氏神様をもとの御座所にお送りする。 (ここまでが式典)

直  会・・・最後に皆で御神酒とお供え物をいただく。

ざっと、こんな感じです。

最近は省略する方も多いですが、

やってみると神聖な気持ちになって中々良いものですよ。