医療・福祉
2020
加古川市郊外ののどかな田園風景の中に整備された、自閉症・発達障碍児者のための生活介護施設（42名）、ショートステイ（5名）、グループホーム（42名）です。周辺の住宅環境に調和する自然な佇まいを大切にしてグループホームを前面道路側に配置しています。外観は北側ファサードにランダムな窓を配置して、法人の療育プログラムの一つである「ダイナミックリズム」を表現しました。生活介護施設の内部は機能性を重視し、支援室からの見通しや広々とした廊下など療育メニューに沿ったシンプルでフレキシブルな構成としています。グループホームは木造の良さを生かし、梁を見せた共同生活室など家庭的な雰囲気を大切にしています。入所者の方々がそれぞれの個性を大切にしながら、生き生きと暮らすことができる施設を目指しています。
