住宅(新築)
2018
のどかな田園風景に中にこの家はある。片流れの大屋根は軒を低く抑え、水平に伸びる庇で車庫と玄関を繋ぎ一体感のある外観としている。
「視線と風が通り抜ける家」とし、内部は1階リビングと2階ファミリーホール、ロフトが吹き下ろし空間の中でゆるやかに繋がっている。家族の視線や気配が感じられる楽しい空間となり、3人の子ども達がそれぞれの居場所を作っている。子ども達の成長、家族構成の変化に合わせてフレキシブルに対応できる構成として、工夫して住みこなし家族とともに成長する家を目指した。
温熱環境にもこだわり、ロフトの隣に設けた空調室のエアコンで夏場の冷房、キッチン横のカウンター下に設置したエアコンで冬場の床下暖房ができるようになっている。
また、岐阜県加子母の桧をふんだんに使い、シラスの外壁、しっくいの内壁、玄関の大谷石、浴室のコルクタイルなど自然素材を使い手触り、足触り、香りなどの感触を大切にした気持ちのいい家である。
(※延床面積188m2には車庫を含んでおります。)