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南港中央公園の現場調査

2025年10月10日(金)

残暑が残る中、南港中央公園の現場調査に行ってきました。

万博会場へ向かう人たちにもまれながら、コスモスクエア駅で降り、

ニュートラムに乗り換え、ポートタウン東駅へ。

今年度、南港中央公園の2ヶ所の便所改修を設計させていただくことになり、

既に1回目の現調は終えていますが、2回目の現調です。

今回は、屋根の防水と外壁のひび割れ等の確認を行いました。

屋根材の損傷や、シール部分の欠損をチェックしていきます

複雑な屋根形状ですので、屋根に番号を付け、写真を撮るとともに、

直接メモを書き込んでいます。

タイル部分は、打診棒を使ってタイルの浮きがないかを確認しながら、

ひび割れも目視で確認していきます。

細かいひび割れも、見逃さないように、目を光らせます!

調査を終えるころには、汗だく、クタクタでした😵


大阪・関西万博

2025年09月22日(月)

この夏は、大阪・関西万博で大盛り上がりの大阪です。

出勤途中でも、ミャクミャクのキーホルダーを付けた方や、まさに今から万博に向かう、児童たちに出くわします。

私も、現在までで、計6回足を運びました。

素晴らしい建築に触れ、スマホの中が、パビリオンの写真であふれています。

オーストリア館は、楽譜をモチーフにしたらせんのオブジェが特徴です。

音楽を奏でるリズムが、このオブジェから感じられますね。

こちらの日本館は、CLT(直交集成板)で構成される「木の板」が、円形に斜めに並べられ、

壁を作っています。万博終了後に、リユースされることを前提に、

解体や転用がしやすいよう工夫されているとのことです。

パナソニックグループのノモの国は、使用済みの家電から回収した、リサイクル鉄・銅・ガラスなどを活用しています。

中でも、リサイクルガラスは、ドラム式洗濯乾燥機約9,200台分を、外構部の舗装ブロックに利用しているとのことです。

洗濯機が舗装ブロックに!?と、びっくりしましたが、知れば知るほど、面白いですね。

壮大な中国館は、古代の書物「竹簡」をモチーフにした外観で、様々な漢文が書かれています。

待ち時間に、スマホの機能を使って、何が書かれているかを見るのも楽しかったです。

現在は、入場者も増えパビリオンの予約が取れなかったりしますが、

建築物を眺めるだけでも、充実した時間を過ごせますよ😊

 


ついに完成しました!!

2025年06月12日(木)

創立40周年の節目を目前にし、約1年をかけて経歴書のリニューアルをいたしました。

何度も何度も会議を重ね、意見を出し合い、

事務所の強みや目指すべきところなどを明確にし、

それらを言葉やデザインで表現しました。

今までは経歴書という一つの形でしたが、

今回は事務所のことを、より深く知っていただけるよう会社案内と、

建物への思いやコンセプトなどもわかるような実績集との、分冊としました。

実績集の表紙には、所長の描いたスケッチが使われています。

最近は、BIMなどでパースを作成することが多くなりましたので、

とても貴重な手書きスケッチです。

こちらは、最終的には少し形は違いますが、実際に竣工した建物のスケッチです。

どの建物かわかりますでしょうか?HP内のWORKSで、探してみてください。

会社案内と実績集の中身は後日紹介させていただきますが、特別にチラッと・・・

 

ポケットファイルのさりげない箔押しのロゴマークも、ポイントです。

約1年の任務が完了し、完成した2冊を手に取ると、

愛おしさもひとしおです。

 


複合商業施設KITOへ☆

2024年08月01日(木)

先日子供たちを連れて、奈良県の下市町にOPENした、

複合商業施設 KITO FOREST MARKET SIMOICHIへ行ってきました。

2003年に開校した4階建ての小学校が、2023年に役目を終え、3coinsなどを展開するパルグループホールディングの企画&運営により、素敵なリノベーションをして7月に開業しました。

吉野杉と吉野ヒノキを使用した、木の香りが広がる贅沢な空間が広がっています。

体育館には、割り箸の端材を利用した迷路があったり、登れる本棚があったりと、子供たちは走り回って、大はしゃぎ。

校庭のシンボルツリーを利用した、ハンモックも大人気でした。

「お客さまが下市に来たくなる理由を作る」というミッションのもと、作られたようですが、レストランやショップもあり、本当にまた行きたいと思える空間でした。


パステル湯里改修工事:その2

2024年07月23日(火)

有料老人ホームパステル湯里の改修工事の、その後をお伝えします。

運営しながらの改修工事は、とても大変でしたが、

職員や工事関係者の皆様のご協力で、何とか無事に終えることができました。

 

今回は、外壁改修や防水改修と内部の改修を同時に行いました。

部分的に張り替えたタイルも、どこかわからないくらい馴染んでいます。

 

改修に改修を重ね段差だらけであった居室内は、バリアフリーに、

居室の入口は、巾広の引戸に、

丸見えのエアコン配管は、下り天井などで外部から見えないように工夫したりと、

制限ある改修工事の中で、職員や入居者の皆様が使いやすくなるように、

そして居心地のいい空間になるように設計しました。

次回も、お楽しみに…。