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私の一冊 第1回

2026年06月27日(土)

この企画では、これまでに影響を受けた本や最近読んだお勧めの本などを、スタッフが順番に紹介していきます。
初回となる今回は、私、代表の山中が担当します。

 

『野生の思考』 クロード・レヴィ=ストロース

大学時代にこの本に出会った当時、「ものごとの本質は個々の中にあるのではなく、それらを取り巻く関係性(構造・ルール)にある」という構造主義の考え方に夢中になったものでした。
そしてこのことは、今日に至るまで、多様性を志向する私自身の価値観に大きく影響しているように感じます。

本書はそんな構造主義が世界中を席捲し、これまで正しい考えられてきたことが相対化されるきっかけとなった代表著作です。

あれから30年、改めて本書を読み返すと、今度は「野生の思考」が持つものづくりへの眼差しに惹かれます。
身近なものに意識を研ぎ澄ませ、与えられた条件を活かしながら、新しい価値を見出していく。
未開社会の人々による「ブリコラージュ」と呼ばれるそうした営みは、今日、建築を考える上での大切な姿勢にも通じるように感じます。

デジタル技術の進歩により、ものごとの把握や言語化が容易になった時代だからこそ、
感覚や経験に基づき、世界の豊かなつながりに目を向けることの大切さを改めて教えてくれる一冊です。


末光弘和さんの講演会へ

2023年10月31日(火)

先日、TOTOさん主催の講演会に参加してきました。

設計事務所SUEP.を主宰されている建築家、末光弘和さんの講演会です。

 

「持続可能な建築のかたち」をテーマに

環境を切り口とした魅力的な建築を手がけられています。

 

建築にとって環境は、目を背けることのできない大切なテーマです。

現在、スペースクリエーションでは環境にまつわる勉強会を定期的に

行っていることもあり、とても興味深くお話を聞かせて頂きました。

 

「環境にまつわる情報をどう料理するのかは、本人次第」

胸に刺さった言葉です。


特別養護老人ホームあいハート須磨 完成

2022年07月13日(水)

神戸市須磨区で進んでいた特別養護老人ホーム「あいハート須磨」の増築・改修工事が先日無事に完成を迎えました。

築27年になる高齢者施設ですが、居住性や職場環境の向上、運営収支のバランス改善等を目的に、増築による入居者居室の増床と、古くなった既存のお部屋や共用部の内装をリニューアル改修しました。

写真中央が鉄骨造で増築した部分です。

鉄筋コンクリート造の既存部に調和する外観デザインとし、1階のピロティは駐車場になっています。

引戸や障子で緩やかに区分けした4床室タイプの入居者居室です。個室的多床室と呼ばれるタイプの居室ですが、ほど良いプライバシーが保てると好評いただいているそうです。

個室タイプの入居者居室は落ち着いた色調の内装としています。

改修部分の入居者居室です。元はカーテンで仕切る古いタイプの4床室だったのですが、増築部分と同様の個室的多床室に生まれ変わりました。

その他、共用部も改修しています。

エントランスホールの内装をリニューアルし、一角に設けたスタッフ用休憩室の壁と扉をデザイン上のアクセントにしています。

浴室は、下階に影響が及ばないように配管ルートを工夫して洗い場を改修しています。

入居が続く中での工事であり、予期せぬ問題が発覚するなど増改修ならではの難しさもあって、1年5ヶ月という長期にわたる工事となりました。

工事中にご不便をおかけした入居者やスタッフの方々をはじめ、近隣住民の皆様、尽力して頂いた共立建設様には感謝しかありません。

今後も引き続き、利用者の方々に愛され喜んで頂ける高齢者施設となることをお祈りいたします。


製品倉庫 竣工

2021年06月14日(月)

大阪市内で工事が進んでいた某社の製品倉庫が竣工しました。

鉄骨造、平屋建て、4400㎡の建物でしたが、構造や外装材を標準化した「システム建築」を採用することで、合理的な工期とコストの中で、ご要望された空間を実現できるよう工夫しました。

南北には車寄せがあり、建物内部は防火区画された4つの倉庫からなるシンプルな建物です。

外装材の裏側が現しとなった作りのため、機能的であるだけでなく、設備機器や配管類が整然と納まるように施工者とやり取りを重ねながら工事を進めていきました。

 

今回無事に竣工を迎えることができ、工事に携わって頂いた方々には大変お世話になりありがとうございました。

事業主や施工者の皆様と、今後も良い関係が続きますように。


西宮 特別養護老人ホーム 上棟

2021年01月30日(土)

西宮仁川で建築中の特別養護老人ホームが上棟しました。

木造による4階建て、圧巻の姿です!

技術向上や法整備により、最近ではこの規模の木造建築物が、耐火構造として無理なく建築可能となりました。

2×4パネルを組み合わせた巨大な柱もすごい力強さです。

今後は外装や内部の耐火被覆に進んでいきます。