医療・福祉
2017
ヴァンサンクソレイユは「家庭的な雰囲気の中で心穏やかに過ごせる空間」をコンセプトに計画された認知症高齢者のためのグループホームです。勾配屋根をかけた木造のシンプルな外観で周囲の住宅との調和を図り、南東側には植栽帯を設けてプライバシーに配慮するとともに潤いのある憩いの空間を創出しています。
１階はウッドデッキを介して緑を感じる落ち着いた空間、２階は勾配屋根を生かした天井とハイサイドライトにより陽だまりを感じる明るい空間としました。コンパクトな中にも変化のある多様な居場所を設けて、個を大切にしながら人と人とのふれあいを育める、１ユニット９人×２ユニット、１８名の方々の大切な「我が家」となることを目指しています。
