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S邸新築工事 現場報告03 ~木材加工~

2020年07月29日(水)

基礎工事が終わり、いよいよ上棟式。の前に、

建方~上棟までの木材の加工・軸組の継手・仕口を紹介したいと思います。

 

最近では機械による木材加工(プレカット)が多い中、

今回の木材の加工はすべて手刻みで行われているため

金物はほとんど使われておりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【梁と梁】台持継ぎ

【梁と梁】金輪継ぎ

【土台と土台】腰掛け鎌継ぎ

【土台と大引き】

 

仕口といわれる構造部材の接合部分の加工も丁寧に仕上られており、

手刻みならではの技術が見れてとても勉強になりました。

 

次は、上棟式です!!


製図試験にむけて

2020年07月19日(日)

ここしばらく一級建築士試験のため勉強に励んでいます。

ところでこの試験、1次試験と2次試験があるのですが、1次試験は学科試験で、2次試験は製図試験となっています。

実はこの製図試験がなかなか大変な試験でして、私奮闘しております。

製図試験は敷地と条件が与えられて、それに対して設計をまとめて6時間半という時間の中で図面を書き上げるという体力的にもハードな試験なのです。

まだまだ上手く書けません。笑

今は手書きで図面を書くことはほとんどありませんが、こうやって自ら手を動かすことで手書きが主流だった頃の凄さが身に沁みました。

資格学校の先生が書く図面を見せてもらったのですが、図面の綺麗さもさることながら気持ちのこもった味のある図面で、職人技といえるものでした。

CADやBIMという図面作成ソフトが主流の世の中ですが、一本一本魂を込めて線を引いていた時代の精神を忘れてはいけないなと思った今日この頃でした。


模型製作

2020年07月02日(木)

計画中の特別養護老人ホームの模型を作っています。

久しぶりの模型製作で心配でしたが、順調に進んでいます。

完成まであと少しです。