OPENDESK

オープンデスクに参加した学生の声を紹介します。

京都大学 工学部 建築学科 1回生 Uさん

参加期間: 2013年 8月19日~30日 2週間

image062週間のオープンデスクが終わってしまいました。
忙しくてあっという間に終わってしまったという気がしますが、この10日間で教室で3ヵ月勉強するよりずっとたくさんのことを学んだ気がします。

私はこの春に大学生になったばかりで、スペースクリエーションが初めて見る設計事務所だったのですが、最初のオープンデスク先にここを選んで本当によかったと思います。みなさんが本当によく面倒を見て下さって、それでも指定されることは少なく、ほとんど自由にやらせていただけました。

会社の顔である経歴書を作らせていただけて嬉しかったです。一緒にオープンデスクをしていた子と2人で、前作の良いところはそのままに、さらに工夫できるところは2人で一生懸命考えて仕上げていきました。
27年間を1冊にまとめるということで使える写真に限りがあり、使う写真を選ぶ作業はとてもつらいものでした。それでも完成した経歴書を見た時の達成感は言葉では言い表せないほどで、このような経験をさせていただけたことは幸運だったと思います。
またこの経歴書づくりを通して、一緒にオープンデスクをしている子との絆が深まり、ここに来ることがさらに楽しくなりました。

後半の1週間は模型作りをしました。所員の方が新居を自身で設計するということで、そのお宅の模型を作らせていただけることになりました。設計者も家の持ち主も両方いらっしゃるというのは特殊な状況で、とてもやりやすい環境でした。
私は家の外を主に担当していたのですが、坂道の表現のために1mmのスチレンボードを18枚重ねる作業が楽しかったです。切る分には上手く切れたように見えても貼ってみると小さなズレが合わさって大きなズレになっており、模型作りの難しさを痛感しました。模型作りは初めてで勝手も分からない私をたくさんフォローしていただき、本当にありがとうございました。

最終日には現場に行き、最終調整をしておられるところを見せていただきました。
設計図を描いてもそれで終わりではなく、建設途中で新たに分かった様々な問題に対処しなければならないのだとよく分かりました。

この2週間は本当に充実した大切な時間でした。
最後になりましたが私をオープンデスク生として受け入れ、様々なことを教えてくれ、また働く大人のかっこいい姿を見せて下さったスペースクリエーションのみなさまに、心からの感謝を申し上げます。本当にお世話になりました。


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