2026年03月18日(水)
3月初め、兵庫県にある加古川大堰の管理棟へ現地調査に伺いました。
当日はあいにくの雨でしたが、管理者の方からお話を伺いながら、建物の現状を確認してきました。

この建物は、弊社の所長が今の私と同じくらいの年齢のときに設計したものだそうです。調査には所長も同行し、当時の設計意図や図面の詳細について、現場で直接エピソードを聞くことができました。
画像の中央に写っているのが管理棟です。
手前のピロティ空間からは、川を渡る管理橋(画面左奥へ続く橋)が見えますが、この管理橋から延長された軸と、管理棟本体が直角に交わるように配置計画がなされています。現場で立つと、その軸線の通りがよく分かります。

事務所に戻ってからは、調査結果をもとにCADで現況図を作成しています。
改めて図面を追っていくと、細かな部分まで寸法が調整されており、一つひとつの数字に意図が込められていることを実感します。中には鉄塔の図面などもあり、普段の業務ではあまり目にすることのない緻密な構成を正確に読み取るのは、容易なことではありませんでした。
自分と同じ年齢の頃に、これだけ考え抜かれた仕事がされていた事実は刺激になります。
今回の耐震改修に向けて、この経験を糧にしっかりと取り組んでいきたいと思います。
★魚道:川の水をせき止めたときでも魚が通れるようにしているんだそうです。










