2026年06月19日(金)
Archicadのユーザー懇親会に出席するようになって三年、ついに
「ARCHICAD USER FESTA 2026」に初参加してきました。

[300名以上のユーザーの皆さんが全国から集まる活気あふれる会でした]
普段から実務でBIMを活用していますが、他社の運用方法や、GRAPHISOFTが目指す今後の方向性を直接肌で感じられる貴重な機会でした。
会場での事例発表や最新機能の紹介を聴きながら強く感じたのは、もはやテーマが「BIMを導入しているか」ではなく、「BIMを使って何を改善したか」に移っているということです。
日常業務ではどうしても目先の機能や操作方法に意識が向きがちですが、各社の発表の中心にあったのは、設計品質の向上、情報共有の効率化、施工段階との連携といった、建築プロセス全体の最適化でした。
これは、以前このブログで書いた「BIMの本懐」とも深く重なります。BIMの真の価値は3Dモデルを作る行為そのものではなく、設計情報を整理し、必要な場面で必要な情報を取り出せる環境を構築することにあると、改めて確信しました。
また、ユーザー同士の事例紹介も非常に刺激的でした。
事務所の規模や用途によって運用は三者三様です。テンプレートや属性管理を徹底して品質の均一化を図る組織もあれば、外部ツールやAIを駆使して自動化する尖ったアプローチもあり、同じツールでもここまで活用の幅が広がるのかと圧倒されました。
設計というクリエイティブな仕事の裏には、膨大なルーティンワークが潜んでいます。その繰り返しをいかに減らし、設計者が「検討や判断」という本来の業務に時間を割けるようにするか。これこそが、これからのBIM活用における最大のテーマだと感じています。
単に新機能の知識を得るだけでなく、自社の足元を見つめ直し、今後のBIM展開へのモチベーションを高められる有意義な一日となりました。









