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生野区有料老人ホーム新築工事 現場報告

2026年09月11日(金)

以前から進めていた有料老人ホームが先日、無事着工と相成りました。

各関係者が現地にあつまり、式典を執り行うことは

新しくひとつの建物を作るチームとして一丸になれるだけでなく、

新たに根差すその土地、その地域との縁を

しっかりと結ぶ大事な機会だと肌で感じることができました。

工事監理は初めてなのですが、各所に恥じぬものとなるよう

気合を入れて取り組んでまいります。

資生堂アートハウス

2026年08月28日(金)

少し前になりますが、

谷口吉生さんの資生堂アートハウスが閉館前に行ってきました。

当日は台風が接近しており、あわや空振りというところでしたが

無事訪れることが出来ました。

企業の美術館ですので、特別大きいわけではないですが、

くぐるような奥まったアプローチと中庭へ視線の抜けるエントランスや

閉じた内巻きの順路と開けた外巻きの順路の二つのギャラリーなど、

対比と誘導巧みで、建物の外枠にとらわれない体験ができました。

閉館後も敷地自体は解放されていますので、

もし機会がありましたら、そのたたずまいを是非ご覧になってください。

ArchicadUSERFEST2026へ初参加してきました!

2026年06月19日(金)

Archicadのユーザー懇親会に出席するようになって三年、ついに

「ARCHICAD USER FESTA 2026」に初参加してきました。

[300名以上のユーザーの皆さんが全国から集まる活気あふれる会でした]

普段から実務でBIMを活用していますが、他社の運用方法や、GRAPHISOFTが目指す今後の方向性を直接肌で感じられる貴重な機会でした。

会場での事例発表や最新機能の紹介を聴きながら強く感じたのは、もはやテーマが「BIMを導入しているか」ではなく、「BIMを使って何を改善したか」に移っているということです。
日常業務ではどうしても目先の機能や操作方法に意識が向きがちですが、各社の発表の中心にあったのは、設計品質の向上、情報共有の効率化、施工段階との連携といった、建築プロセス全体の最適化でした。

これは、以前このブログで書いた「BIMの本懐」とも深く重なります。BIMの真の価値は3Dモデルを作る行為そのものではなく、設計情報を整理し、必要な場面で必要な情報を取り出せる環境を構築することにあると、改めて確信しました。

また、ユーザー同士の事例紹介も非常に刺激的でした。
事務所の規模や用途によって運用は三者三様です。テンプレートや属性管理を徹底して品質の均一化を図る組織もあれば、外部ツールやAIを駆使して自動化する尖ったアプローチもあり、同じツールでもここまで活用の幅が広がるのかと圧倒されました。

設計というクリエイティブな仕事の裏には、膨大なルーティンワークが潜んでいます。その繰り返しをいかに減らし、設計者が「検討や判断」という本来の業務に時間を割けるようにするか。これこそが、これからのBIM活用における最大のテーマだと感じています。

単に新機能の知識を得るだけでなく、自社の足元を見つめ直し、今後のBIM展開へのモチベーションを高められる有意義な一日となりました。

箕面大滝

2026年05月22日(金)

先日、まだ夏が本気を出す前にと箕面大滝を見に行きました。

滝を見に行くなんて小学生ぶりでしたので非常に満足のいく行楽となりました。

滝を見るべく坂を上っていく道中に街並みからにょきりと飛び出すものがあり、

それはより高所へとショートカットするためのEVだけの建物でした。

私が少し驚いたのは、学生時代、山肌に張り付いた町への設計提案として

地形にスリットのように建築を差し込む、似たような案を出したことがあります。

 

当時も参考となる事例は調べてはいましたが、かなり近所に同様の事例があるとは知らず、リサーチの難しさと重要性を再度思い知りました。

 

創造的な建築に際しては、まだないものを考案し、実現し、そして受け入れられていく必要があります。

裏を返せば、今日あるものを観察し、その轍をなぞり、そしてその先に踏み出せるかということかと思います。

BIMの本懐

2026年05月13日(水)

スペースクリエーションでは近年BIMという新しい設計ツールを導入を進めています。

このBIMという言葉は、建築(building)情報(information)モデル(model)の頭文字をとったものであり、従来の二次元的な作図・検討をしながら、同時に三次元でモデルが立ち上がっていくツールです。

 

これは設計内容に応じた3Dモデルがあることで、意思疎通に役立つのはもちろんなのですが、BIMの本懐としては、平面図・立面図といった設計の中で複数作成される図面を一つのBIMファイルにまとめることで、設計情報の重複利用ができることです。

というとなんだか難しそうですが、図面ごとの齟齬をなくしつつ検討を進められるということです。

【容積率・道路斜線確認しつつ平面・階高さを検討した物件】

【仕上・設備配管・構造フレームの既設と新設の干渉を三次元で検討した改修物件】

設計の中で検討すべきことは多岐にわたりますが、

検討事項の数に応じて図面が増えていくと、検討結果の相互反映に甚大なコストと手落ちのリスクが伴います。

一意に定まる3Dモデルに設計情報を盛り込んでいき、

そこから各種検討事項に沿った図面を切り出せるようにすることで、

BIMは検討が進み定まっていく設計情報をもれなく反映させ、迅速で正確な設計ができるツールとなります。