OPENDESK

オープンデスクに参加した学生の声を紹介します。

大阪芸術大学 芸術学部 建築学科 1回生 Iさん

参加期間:2015年 3月16日~27日 2週間

大学に入学してからこんなに濃くて充実した2週間は初めてなんじゃないかな、と思うほど楽しい2週間でした。

毎日模型を作り、最終日は少しCADをさせていただきました。
初日に基本的な形の模型を作り、窓を切り抜く練習をしたのですが、面と面が綺麗に合わなかったり斜めにカッターを入れるクセがあったり…。自分はまだこんなに練習が足りないんだと改めて基本の大切さを痛感しました。

同じ1回生のMさんとオープンデスクを一緒にできたこともとても嬉しかったです。Mさんは模型を作るのが早くて上手!私も頑張らないと、と刺激を受けました。
打ち合わせを少し聞いていると、スペースクリエーションの方の建築に対する情熱が凄いなぁと思い、私も将来あんな風に働けたらなぁと感じました。

たくさん指導していただいたり、お話しさせていただいて今回のオープンデスクに参加して本当によかったです。ありがとうございました。


武庫川女子大学 生活環境学科 2回生 Yさん

参加期間:2014年 8月25日~9月5日 2週間

このオープンデスクで初めて建築事務所でのお仕事を体験させていただきました。
最初に来て驚いたのが、製図台がなかったことです。ほとんどCADでの操作のようでびっくりしました。

今回主に1週目では模型作りをさせて頂いたのですが、実際に建てる家、建てられるかもしれない家、どっちにしてもお客さんの前に出される物だと伺っていたので、いつもの模型作りにましてなお緊張感のあるものでした。

今まで学校で作ってきたのはオリジナルの自由な物ばかりだったので、実際に建築士の方が設計した家の模型を作るのはとても新鮮でした。
模型を作るので当然ではありますが、図面を見せて頂けたこともとても嬉しかったです。2つの模型を作らせて頂きましたが、複雑な形状かつ多くの部屋があって間違いやミスも多くしたと思います。でも初期の頃と比べて早く綺麗にスチレンボードを切れるようになったと思うし、図面を読み取るスピードも少しは早くなったのでははないかな?と思います。

2週目には主に経歴書の作成を行いました。最初は正直すぐに終わってしまうのではないかと思っていましたが、やってみると大変で写真やページを足したり減らしたり、組み合わせを変えてみたり、何度も色んな形にして一番バランスのとれて見映えが良いものを選ぶのは難しく思いました。でもその中でも実際にスペースクリエーションの方々の設計されたものを様々な角度から写真として、また図面などを通しても見せて頂いてこのデザインが好き、こういった家に住みたいなど、様々な想像を膨らませられました。

学校で単に授業を受けているだけじゃ学べないこと、知れないことを沢山学ばせて頂きました。建築事務所がどれだけ忙しいか大変なのか、身をもって感じましたが、やはりとても素敵な職業だと思いました。
就職まであと3年ありますが、多くのことを学び得て社会に出てからは自分が理想とする職で頑張っていきたいと思います。
2週間大変お世話になりました。


京都橘大学 現代ビジネス学部  都市環境デザイン学科 2回生 Mさん

参加期間:2014年 3月17日~28日 2週間

image102週間のオープンデスクはとてもいい経験になりました。
初日はすごく緊張しましたが作業をしていくうちに少しづつ場の雰囲気にも慣れていきました。それは私が質問すると皆さんが手を止めて、細かく且分かりやすく親身になって教えてくれたからだと思います。
どの作業内容も学校ではやったことのないことだったので今後のためにも勉強になりました。学校に戻っても、学んだことをしっかり活用していこうと思います。
私は2回生最後の春休みにオープンデスクを初めて経験しましたが、やはりこの経験は大切だと思いました。事務所の皆さんと話をすることで改めて知ったこともありましたし、気づくこともありました。建築関係に進もうと思っているので、その道で実際働いている方たちと話をすると将来についてのアドバイスや現状の話を知ることができました。これは学校にいるだけではできないことだと思います。
最後にスペースクリエーションでオープンデスクに参加できてすごくよかったです。この経験は一生忘れません。お世話になりました。ありがとうございました。楽しかったです。


京都工芸繊維大学 工芸科学部 造形工学科 2回生 Oさん

参加期間:2013年 9月17日~27日 2週間

私は今回はじめてオープンデスクに来ました。これまでに一度も設計事務所に訪れたことがなかったので、とても緊張していましたが、この2週間、事務所の皆さんにとても親切に接していただいたので、少しづつ慣れていくことができました。

オープンデスクの内容はほとんどが模型作りでした。これまでに学校で何度か作っていたのでそんなに時間がかからずにできるかなと思っていたのですが、全然だめでした。今まで自分がいいと思っていたレベルが低かったのだと気づきました。学校の課題は自己満足で終わることができるけど、仕事だからそうはいかないんだと改めて思いました。

最後は手伝っていただけたこともあり、何とか写真撮影まですることができたのでよかったです。
また、現場にも連れて行っていただいて、初めて建物が建てられていく過程を自分の目で見ることができました。

この2週間、設計の仕事がどういったものであるのか、短い時間でしたが見させていただきました。初めての体験でとてもいい経験になりました。
これからも建築をがんばっていこうと思います。2週間本当にありがとうございました。


京都大学 工学部 建築学科 1回生 Uさん

参加期間: 2013年 8月19日~30日 2週間

image062週間のオープンデスクが終わってしまいました。
忙しくてあっという間に終わってしまったという気がしますが、この10日間で教室で3ヵ月勉強するよりずっとたくさんのことを学んだ気がします。

私はこの春に大学生になったばかりで、スペースクリエーションが初めて見る設計事務所だったのですが、最初のオープンデスク先にここを選んで本当によかったと思います。みなさんが本当によく面倒を見て下さって、それでも指定されることは少なく、ほとんど自由にやらせていただけました。

会社の顔である経歴書を作らせていただけて嬉しかったです。一緒にオープンデスクをしていた子と2人で、前作の良いところはそのままに、さらに工夫できるところは2人で一生懸命考えて仕上げていきました。
27年間を1冊にまとめるということで使える写真に限りがあり、使う写真を選ぶ作業はとてもつらいものでした。それでも完成した経歴書を見た時の達成感は言葉では言い表せないほどで、このような経験をさせていただけたことは幸運だったと思います。
またこの経歴書づくりを通して、一緒にオープンデスクをしている子との絆が深まり、ここに来ることがさらに楽しくなりました。

後半の1週間は模型作りをしました。所員の方が新居を自身で設計するということで、そのお宅の模型を作らせていただけることになりました。設計者も家の持ち主も両方いらっしゃるというのは特殊な状況で、とてもやりやすい環境でした。
私は家の外を主に担当していたのですが、坂道の表現のために1mmのスチレンボードを18枚重ねる作業が楽しかったです。切る分には上手く切れたように見えても貼ってみると小さなズレが合わさって大きなズレになっており、模型作りの難しさを痛感しました。模型作りは初めてで勝手も分からない私をたくさんフォローしていただき、本当にありがとうございました。

最終日には現場に行き、最終調整をしておられるところを見せていただきました。
設計図を描いてもそれで終わりではなく、建設途中で新たに分かった様々な問題に対処しなければならないのだとよく分かりました。

この2週間は本当に充実した大切な時間でした。
最後になりましたが私をオープンデスク生として受け入れ、様々なことを教えてくれ、また働く大人のかっこいい姿を見せて下さったスペースクリエーションのみなさまに、心からの感謝を申し上げます。本当にお世話になりました。