2025年09月17日(水)
秋・・・といっても真夏のような暑さ、秋はどこに隠れているのかなという感じですが
今年もMさんから案内のお手紙が届いたので
文化芸術の秋を堪能しようと読売書法展へ行ってきました。
8月から12月まで約半年かけて全国で開かれる書法展。
関西展の会場は京セラ美術館とみやこメッセです。
まずはみやこメッセ1階ロビーで待ち合わせ、
「秀逸」を受賞された松田司峰氏の作品を鑑賞しました。
「重巌我ト居 鳥道絶人跡 庭際何所有 白雲抱幽石
住滋凡幾年 楼見春冬易 寄語鐘鼎家 虚名定無益」 寒山詩
寒山は唐代の詩僧ですが「寒山拾得」と仲の良い「拾得」と共に語られることが多く
豊かな笑顔で並ぶ「寒山拾得」の画を眺め、どちらも無類の酒好きであったと知ると
司峰氏がこの詩を選び出展された気持ちが妙に腑に落ちて笑いがこみ上げてきました。
広い会場を一通り巡って「漢字・かな・篆刻」作品に触れた後、
次に京セラ美術館にて書道界の重鎮である書家の先生方の作品を鑑賞。
足も疲れ、喉も乾いたところで、道向かいのカフェに
スイーツ5種盛りをシェア・・・味覚の秋を楽しみました。
抹茶・栗・和三盆・京都らしい甘味を楽しみながら
久しぶりの会話に花が咲き楽しい週末となりました。