2007年11月29日(木)
二種類の寸法の縦桟と横桟がモダンな印象の天井まである格子戸。 カバ桜、ピーラー、シオジなど素材を変えていくつかチャレンジしたが、それぞれに味わいのある透けた空間ができあがった。 この建具のミソは縦桟と横桟がガラスを挟んで向こう側とこちら側にあるからとっても掃除がしやすい!ということだ。
アイデアの源泉は伝統文化とモダニズムの融合を試みた建築家、堀口捨巳氏である。実用を兼ね備えた粋なはからい。その智恵を少々拝借してアレンジした建具を私は好んで使っている。
スタッフブログ | 池上匡子