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光のデザイン・・・カラーチェンジができる照明

2008年01月17日(木)

200116syoumei美しくデザインされた照明器具もいいが、建築化照明で器具を脇役にして光そのものを演出すると空間はもっと魅力的になる。
使い勝手や省エネ(電気代)のことも考えながら、そんな照明計画を心がけていこうと思っている。

写真はダウンライトの下に取り外し可能なカラープレートをセットしたもの。反射光の色が天井に映し出されて楽しげな印象になる。挟み込みのカラープレートは赤・黄・青・緑の4色で、はずせば白いベーシックな光に・・・。夏場はブルー系で涼しげに!クリスマスパーティーの時はレッド&グリーンのクリスマスカラーで!という演出もできる。
遊び心のある、リビングや子ども室にお奨めしたいこの照明は、小さな可愛い女の子のためにデザインされたもの。(アカリ・アンド・デザイン Y氏 オリジナル)


ビー球の一二三石(ひふみいし)

2008年01月16日(水)

200116bi-dama三和土(たたき)に赤・青・黒の石を一、二、三とちりばめた一二三石。修学院離宮の隣雲亭の一二三石は有名でご存知の方も多いと思う。

これを現代風にビー玉とカラーモルタルで再現した。
写真は小児科医院のエントランス。子ども達がいやがらずに楽しく来院できるようにとの院長先生のご希望から実現した。色とりどりのビー玉を埋め込む作業はモルタルの乾き具合を見ながらの手作業。先生自ら現場に出向いてお子様と楽しみながら埋め込んでできあがった。ちょっと大変だがいい記念になったと思う。

開院後、やっと数を数えられるようになった幼子が「いち、に、さん」とビー玉に目を輝かせながら来院する姿を思い描いている。