BLOG

築120年 古民家改修できますか?

2008年06月21日(土)

Kさんは神戸市内のマンションにご夫婦でお住まいです。
「夫の実家は築120年でかなり痛んでいますが、別荘か、老後の住まいにできないかと考えています」と相談に来られました。

これまでの改修事例の写真を見ていただきながら、詳しいお話を伺いました。戦前からの古い民家はりっぱな柱や梁が使用されていて、震災に耐えてしっかりどっしり建っていることが多いのです。お話を伺った後、現地を見に行きました。思ったとおり太い黒光りした梁が歴史を感じさせる平屋の素敵な民家でした。改修はもちろん可能

実は・・・「知り合いの大工さんがいるのです」「古民家改修が得意だという工務店にも相談しました」とKさん(ちょっと心配顔)

大丈夫です・・私達設計事務所はKさんと一緒にプランをを考えて設計し工事監理はしますが、工事そのものはしません。工事をするのは大工さんや工務店さんです。ここで、設計事務所の仕事の進め方についてわかりやすく説明。Kさんの表情が急に明るくなる。

「知り合いの大工さんは良心的な人だけれど、色のセンスや水廻りの細かな設計が思い通りになるかどうか心配なんです。」
「工務店さんは自信たっぷりで提案してくれるけれど、どんな風に使うのかまだ迷いがあるのに急がされてる感じがして不安なんです。」
「私の夢を実現させるのに、誰に相談したらいいのか途方にくれていましたが、一緒に考えていただけるんですね!」

夢プラン作成!どんな暮らしを楽しみたいのか、一緒に夢プランを作りましょう!
まず、夢の第一歩としてKさんの希望を箇条書きにした要望書をまとめてもらい、その後、詳しい現地調査をしてプラン作成を行います。