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泉北ニュータウン

2021年07月09日(金)

しぶとく続く、コロナ禍ですが、

在宅ワークのある意味進化系と位置づけているのですが

週の過半を泉北ニュータウンの団地一角にてワーキングをしています。

 

 

何もない、住宅地です。

食べるところは、もちろん!

コンビニすらない!

ほーんと、何もないところです。

けどね、

緑だけは茂りまくっているのですよ。

マスクで息苦しい日常、

マスクを外して樹樹の香りを感じつつ

大きく深呼吸して、

心をデトるのです。。。

[A]


まもなく竣工!・・・コティコート西宮仁川 

2021年06月24日(木)

夏空の下、担当のYさん、所長とともに施主検査に同行しました。

武庫川沿いのよいロケーション、このあたりは風致地区です。
周囲は常緑のシラカシや落葉のサクラなどがバランスよく配置されています。

ケアハウスのリビングからは中庭のイロハモミジがいい感じです。

ベニカナメ、シャリンバイ、アジサイ、クチナシ、ユキヤナギなど、
道路沿いの植栽も楽しげに整備され、周辺環境の向上に寄与しています。


製品倉庫 竣工

2021年06月14日(月)

大阪市内で工事が進んでいた某社の製品倉庫が竣工しました。

鉄骨造、平屋建て、4400㎡の建物でしたが、構造や外装材を標準化した「システム建築」を採用することで、合理的な工期とコストの中で、ご要望された空間を実現できるよう工夫しました。

南北には車寄せがあり、建物内部は防火区画された4つの倉庫からなるシンプルな建物です。

外装材の裏側が現しとなった作りのため、機能的であるだけでなく、設備機器や配管類が整然と納まるように施工者とやり取りを重ねながら工事を進めていきました。

 

今回無事に竣工を迎えることができ、工事に携わって頂いた方々には大変お世話になりありがとうございました。

事業主や施工者の皆様と、今後も良い関係が続きますように。


市営住宅耐震改修工事監理報告04

2021年05月28日(金)

今回の報告は、耐震改修の耐震スリット工事です。

柱に壁がくっつている場合、壁が柱の湾曲を阻害します。

十分な壁が付いていると柱は強くなりますが、中途半端な壁だと

その柱に水平力が集中して、柱を破壊してしまいます。

そこで、柱に遊びを持たせて湾曲できるようにすることで、柱に

粘りが出て破壊されにくくなるように、耐震スリットを入れます。

施工手順は

①施工する壁の、鉄筋、設備配管がないかを調査します。

②コンクリート用グラインダーで3~5cmぐらいの隙間をあけます。

③隙間内の鉄筋を除去し、清掃します。

④隙間に耐火材を入れ、上から止水用シーリングを施工します。

 ※隙間を開けたままでは耐火性、防水性、保温性に問題が出ます。

⑤最後に上から塗装します。

 ※塗装することでスリットは目立たなくなります。

現場は現在、耐火材まで施工完了し、今からシーリング工事、塗装工事にかかります。

 


市営住宅耐震改修工事監理報告03

2021年04月24日(土)

今回は、前回の報告からの続きで、耐震改修工事の鉄骨ブレース工事の建方工事を報告します。

前回、工場検査を実施した工場より、現場に鉄骨を搬入します。

搬入した鉄骨は、現場で再度寸法、数量の確認を行います。

続いて、クレーンにより建方工事に入ります。

建方完了後は、仮ボルトをし、鉄骨の建ちを見ていきます。

建ちは、建物の倒れで、管理許容差 e<H/4000±7mmかつe<30mm、

柱の倒れは、e<H/1000かつe<10mmで

現場で建ちの確認を行いました。柱の倒れは、ほぼ+1mmを確認しました。

鉄骨の建ちが確認できると、高力ボルトの締付けの工程に入ります。

1次締め→マーキング→本締めの順序で、確認していきます。

1次締めは、ねじのサイズで決まったトルク値でナットを締め付けます。

そして、マーキングを行い、本締めの工程に入ります。

本締めは、1次締めのレンチと違う専用レンチで、

ピンテール破断をするまで締め付けます。

本締め完了後は、共回り、軸回りを確認し、確認された場合は、

ボルトを新しいものに取り換えます。

確認後は、錆止め塗装し、鉄骨工事は完了します。

今回は、特に大きな問題なく鉄骨ブレース設置工事が終了しました。

次回は、耐震スリット工事について報告します。