2026年02月10日(火)
前回に引き続き、内部研修での発表内容についてお話しします。
今回は、私が約1年間かけて取り組んできた「環境シミュレーション」の学習成果について報告しました。発表では、1.未経験の技術を習得するための学習計画の立て方、2.その実践プロセス、3.実際に業務で活用してみた際の手応えまで、実体験に基づいた3つのポイントを軸に構成しました。


(練習用のプログラムです)
現在、私たちはシミュレーションツールとしてRhinocerosとGrasshopperを活用しています。気象データを整理し、ビジュアル化することで敷地の環境や敷地の持つポテンシャルを評価し、より良い空間の手がかりをつかむ試みを続けています。
この1年間で実務に必要な技術を習得できたことは大きな収穫でしたが、それ以上にこの分野の奥深さを改めて実感することとなりました。
住まい手や使い手が快適に過ごせる空間を追求するために、自分たちに何ができるのか。敷地の持つポテンシャルを最大限に引き出し、熱や光、風といった抽象的なテーマを「快適性」という具体的な指標に落とし込むには、これまで以上に多角的な視点と探究心が必要だと感じています。

かつて「家づくりは夏を旨とすべし」と言われましたが、近年の日本の酷暑を思うと、その言葉の重みを改めて実感します。技術は進歩しても、環境に対する人の感性は、根本では変わっていないのかもしれません。先人たちの知恵と現代の最新技術を高い次元で融合させ、自分たちの強みを最大限に発揮できるよう、これからも飽くなき挑戦を続けていく所存です。









