2008年09月08日(月)
木造の離れでお友達と「学校ごっこ?」をしているのは
竣工の年に生まれたY美ちゃんとそのお友達。
「子どもがのびのびできる家に!」というご希望どおり
3人の子ども達はこの離れや中庭でのびのびと遊び、
愛情たっぷりのご夫妻のもとですくすくと成長した。
「住まい」も愛情がかかせない・・・10年目の健康診断を行った。
◆屋上の防水改修
◆離れの改修塗装
◆笠木と庇の防水改修
◆バスコニー手摺の塗装改修
そしてさらに
◆床フロアー改修・・・床暖房対応の無垢フローリングに張替(10年前には無かった)
◆和室を洋室に改修・・・パソコンルームとして、必要なコンセントや棚を整備
必要なメンテナンスをキチンと行うことで「住まい」は長生きする。
状況に合わせた改修を行うことで「住まい」は家族に幸せを運んでくれる。
建ててしまったら完成!ではない・・・そこからが始まりなのだ。
バスケットゴールの黄色に合わせて階段もグリーンにカラーチェンジした離れはとても新鮮!
技術的なメンテナンスだけでなく、精神的なメンテナンス(使い勝手の変更・内外装のイメージチェンジ)も合わせて行い、すっかりリフレッシュした北畠の家。施工担当は、当事若手、今は中堅となった匠工務店のTさん。
「クライアントと施工者と設計者のいい関係」・・・それは私達の大切な「kodawari」
いつも寡黙なご主人(お医者さん)が時折見せてくれるリラックスした笑顔と
センスのいい奥様との何気ないおしゃべりを楽しみに
これからもいい関係を続けていきたいと思う。
次の10年が来たら、Y美チャンは二十歳のお嬢さんだ。