2010年02月05日(金)
「省電力・長寿命」のLED(発光ダイオード)
省エネの追い風を受けて需要が急拡大しているLED
省電力・・・消費電力は従来型電球の1/8~1/10
非放熱・・・電球が熱くならず、
非褪色・・・紫外線も出さない。
器具はまだ少し高価格だが、一般家庭でも取替えの要望が出始めた。
既設の照明をLED電球に取り替えたらどうなるか?
百聞は一見にしかず!
照明コンサルタントの前田氏とともに確認することにした。
快く同行してくれたのはLEDに力を注いでいる照明メーカーE社。
検証(H邸にて)
使用したのは4.3WのLED電球(40Wの白熱電球相当)
シャンデリアの光源6個のうち1個だけLED(右端)に取り替えた。
かさの半分が暗いのがわかるだろうか。
・・・LEDの光は拡散せず前方に向かう・・・
机上照度は充分とれるが、天井面の照度が低く、部屋全体が暗く感じられる。
装飾的な照明器具ではデザインが生かされなかったり、印象が変わることがある。
次に演色性(色の見え方)のチェックをした。
岩絵の具を使って試してみることにした。
LEDのスポットをあてると繊細な緑色が黄緑色に見える。
・・・自然光とはかなり違う・・・
趣味は日本画というH邸のご主人・・・今回はLEDは断念することになった。
些細なことだが、きちんと確認してよかった。
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池上匡子