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現場調査

2021年03月15日(月)

先日は現場調査に行ってきました。

設計を行うにあたっては現場調査が必要になることが多いです。

特に改修設計では大切になります。

今回はフリーアクセスフロアという配線の空間を作るために床を二重化にする改修を行います。

 

現場調査で写真や動画を撮り、必要な所は実際に測定しながら進めていき、それらの情報を元に図面化していくのです。

毎度の事ながらたくさん写真を撮るのですが、後でここの写真がない・・・というような事もあります。

写真の撮り方一つでも慣れや力量が現れますね。

 

最近は360度カメラやレーザー測定器などもあるのでそういった物を使ってみるのも便利かもしれないなと思いました。


S邸新築工事 パース・竣工後の比較

2021年03月08日(月)

年末に無事竣工したS邸

今回は計画段階で作成した、CGと竣工後の比較をしてみようと思います。

(左:竣工後  右:計画段階CG)

↑門屋

打合せにて少々仕様が変更になった箇所がありますが、

ボリュームや配置はほぼ合致していました。

↑ダイニングキッチン

こちらもダイニングキッチンの空間構成とレイアウトが再現できていたかと思います。

↑洋室・和室

右手の収納扉は以前ブログにて紹介しました屏風入り框扉になり、

上品な雰囲気に様変わりしたのがわかります。

 

 

最近はCGを作成することも増え、まだまだリアリティを出すには勉強が必要ですが、

施主様の思い描く空間や意図するものが伝わりやすい資料作りとしても力を入れ、

最適のCGが作り出せるよう努力しようと思います!

今後、以前作成した他物件のパースやこれからの出来上がったパースを

随時UPしていこうと思いますので、良ければご覧頂きたいです。

 


市営住宅耐震改修工事監理報告01

2021年02月27日(土)

昨年から大阪市・市営住宅の耐震改修工事の監理をしています。

市営住宅で、ある程度の年数のものは、耐震改修工事をし地震に対策を

順次行っていっています。

私が、耐震改修工事監理業務も、これで4件目になります。

耐震改修工事は、住みながらの工事になります。住民方々には色々と

協力を頂きながら工事を進めなくてはいけません。

現在、コロナ化の緊急事態宣言中も、住民、施工者が協力しながら

工事を進めています。

今回の工事は、昨年の夏より着工し、昨年中は撤去工事、杭工事を進めてきました。

今年になりコンクリート工事、鉄骨ブレース工事と進めてきています。

今回はコンクリート工事の重要な受入検査の報告をさせてい頂きます。

受入検査は、フレッシュレスコンクリートの試験といわれています。

コンクリート打設前には、必ず試験を行います。

試験は荷下ろし地点で、

1.コンクリートの種類の確認

特記仕様に記入されているコンクリート種類、強度、温度補正を確認し、

配合計画書との照合を行います。

2.運搬時間の確認

打設時間にかかる時間をチェツクするために運搬時間を確認します。

25℃以下→120分以内、25℃を超える→90分以内と

コンクリートの練り混ぜから打込み終了までの時間が決まっています。

3.スランプ、フロー、空気量、塩化物量、温度の確認

上記の項目を特記仕様、配合計画書で数値を確認し、現場で試験を行います。

今回は、スランプ18㎝(±2.5㎝以内)、空気量4.5%(±1.5%以内)

塩化物量0.3㎏/㎥以内を確認し現場写真で残します。

4.テストピースの採取

コンクリート強度、型枠、支保工の解体工事確認のために採取します。

今回は、1week現場水中養生、4week現場水中養生、標準養生、

型枠、支保工解体確認要テストピースを各3本ずつ採取します。

この試験を実施し、品質、品質の変動のおそれがないように注意します。

打設量が150㎥以内でも、台数により試験を何台毎に行います。

細かいチェックにより、工事の品質を確認していきます。

次回は、鉄骨工事を報告します。


S邸新築工事 現場報告10 ~写真~

2021年02月15日(月)

今回、沢山の写真を撮らせていただいたので、

最後に綺麗に撮れた写真を紹介したいと思います。

■アプローチ

■玄関

■収納

■和室

■ダイニングキッチン

 

 

今回いろいろな事を体験・学ばせていただき

とても自分自身の貴重な経験になりました。

S様、明豊建設様、現場の方々にはとてもお世話になりました。

どうもありがとうございました。

 


西宮 特別養護老人ホーム 上棟

2021年01月30日(土)

西宮仁川で建築中の特別養護老人ホームが上棟しました。

木造による4階建て、圧巻の姿です!

技術向上や法整備により、最近ではこの規模の木造建築物が、耐火構造として無理なく建築可能となりました。

2×4パネルを組み合わせた巨大な柱もすごい力強さです。

今後は外装や内部の耐火被覆に進んでいきます。