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入社・取締役就任のご挨拶

2026年06月30日(火)

6月より入社し、取締役に就任いたしました中島です。

どうぞよろしくお願いいたします。

実は私は、20年ほど前に新入社員として一度当社に入社し、5年間お世話になっておりました。ここで、社会人として、そして設計者としての基礎を学ばせていただきました。

その後、父の急逝により、まったく別の業界である家業を継ぐこととなり、一度当社を退職いたしました。それから20年の時を経て、再び当社へ戻ってくることになるとは、人生とは本当に不思議なものです。

家業を継いだ当初は慣れないことも多く、大変な時期もありましたが、15年ほどを経て経営も安定し、10年前には自身の設計事務所を開設しました。
以降、家業と建築設計という2つの事業に携わりながら、建築への想いを持ち続けてきました。

自身の事務所を設立した当初から、当社の山本会長には折に触れて相談に乗っていただき、時には助けていただきました。退職後も、師弟のような関係は変わらず続いていました。
そしてこのたび、当社40周年という節目にお声がけをいただき、再び一員として戻らせていただくことになりました。

入社してすぐ、当時の先輩方から変わらず「中島くん」と呼んでいただき、おかげさまで自然と当社の空気に馴染むことができました。
これからは当社の一員として、施主の想いに寄り添い、仲間たちとともにその想いをカタチにし、人々の生活や都市の空間を豊かにする。
そんな設計者であり続けたいと思っています。

ところで、「中島くん」と呼んでいただいておりますが、私も52歳になりました。
今回の復帰を機に、あらためてプロフィール写真を撮影してきました・・・

これまで10年前の写真を「あまり変わっていないだろう」と思って使っていましたが、今回撮影した写真と見比べてみると、オッサンがさらにオッサンになっていることに、あらためて気付かされました(笑)。


【上】10年前の写真・・・つい先日まで使ってました

【下】現在の写真

これからもどうぞよろしくお願いいたします。 


私の一冊 第1回

2026年06月27日(土)

この企画では、これまでに影響を受けた本や最近読んだお勧めの本などを、スタッフが順番に紹介していきます。
初回となる今回は、私、代表の山中が担当します。

 

『野生の思考』 クロード・レヴィ=ストロース

大学時代にこの本に出会った当時、「ものごとの本質は個々の中にあるのではなく、それらを取り巻く関係性(構造・ルール)にある」という構造主義の考え方に夢中になったものでした。
そしてこのことは、今日に至るまで、多様性を志向する私自身の価値観に大きく影響しているように感じます。

本書はそんな構造主義が世界中を席捲し、これまで正しい考えられてきたことが相対化されるきっかけとなった代表著作です。

あれから30年、改めて本書を読み返すと、今度は「野生の思考」が持つものづくりへの眼差しに惹かれます。
身近なものに意識を研ぎ澄ませ、与えられた条件を活かしながら、新しい価値を見出していく。
未開社会の人々による「ブリコラージュ」と呼ばれるそうした営みは、今日、建築を考える上での大切な姿勢にも通じるように感じます。

デジタル技術の進歩により、ものごとの把握や言語化が容易になった時代だからこそ、
感覚や経験に基づき、世界の豊かなつながりに目を向けることの大切さを改めて教えてくれる一冊です。


住之江駅駐輪場の現地調査

2026年06月24日(水)

先日、南海住ノ江駅の高架下にある駐輪場の現地調査に行ってきました。

駅周辺は落ち着いた住宅街で、穏やかな雰囲気の中で調査がスタートしました。

今回は改修内容の整理・確認とあわせて、現況の確認も行いました。

雨風や地震といった環境的要因によるひび割れが見られたほか、鳩の侵入対策についても検討が必要となります。

小さな隙間に見えますが、斜めの最大幅が少し大きくなっていて、そこから入ってくるそうです。

実際に現場にいらっしゃる方々から様々なご意見を伺いながら、改修内容を一つひとつ整理していきました。

帰社後は、現地で確認したクラック(ひび割れ)を図面に書き込みながら、現況図面を作成しています。

 

現調の際には、駐輪場の管理をされている方から貴重なお話も伺えました。ご自身でペンキを塗り直されたり、音を出して鳩を追い払う工夫をされたりと、日々の管理の苦労や知恵を直接聞かせていただく機会となりました。

利用される方々に気持ちよく使っていただける駐輪場になるよう、設計に力を尽くしていきたいと思います。


ArchicadUSERFEST2026へ初参加してきました!

2026年06月19日(金)

Archicadのユーザー懇親会に出席するようになって三年、ついに

「ARCHICAD USER FESTA 2026」に初参加してきました。

[300名以上のユーザーの皆さんが全国から集まる活気あふれる会でした]

普段から実務でBIMを活用していますが、他社の運用方法や、GRAPHISOFTが目指す今後の方向性を直接肌で感じられる貴重な機会でした。

会場での事例発表や最新機能の紹介を聴きながら強く感じたのは、もはやテーマが「BIMを導入しているか」ではなく、「BIMを使って何を改善したか」に移っているということです。
日常業務ではどうしても目先の機能や操作方法に意識が向きがちですが、各社の発表の中心にあったのは、設計品質の向上、情報共有の効率化、施工段階との連携といった、建築プロセス全体の最適化でした。

これは、以前このブログで書いた「BIMの本懐」とも深く重なります。BIMの真の価値は3Dモデルを作る行為そのものではなく、設計情報を整理し、必要な場面で必要な情報を取り出せる環境を構築することにあると、改めて確信しました。

また、ユーザー同士の事例紹介も非常に刺激的でした。
事務所の規模や用途によって運用は三者三様です。テンプレートや属性管理を徹底して品質の均一化を図る組織もあれば、外部ツールやAIを駆使して自動化する尖ったアプローチもあり、同じツールでもここまで活用の幅が広がるのかと圧倒されました。

設計というクリエイティブな仕事の裏には、膨大なルーティンワークが潜んでいます。その繰り返しをいかに減らし、設計者が「検討や判断」という本来の業務に時間を割けるようにするか。これこそが、これからのBIM活用における最大のテーマだと感じています。

単に新機能の知識を得るだけでなく、自社の足元を見つめ直し、今後のBIM展開へのモチベーションを高められる有意義な一日となりました。


住まい情報センター現地調査

2026年06月17日(水)

先日大阪市から受注しました

大阪市立住まい情報センター改修工事の基本設計業務のため

現地調査を行いました。

内装の改修なので、どこを残すのか、何を新しくするのか

現地を見ながら、考えながら調査を進めていきます。

市民の皆様がより利用しやすくなるよう、改修設計を進めていきます。