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S邸新築工事 現場報告07 ~内装工事その1~

2020年11月26日(木)

外壁廻りの工事が終わり内装工事が始まりました。

工事も完成まで近づいてきているため外構工事と同時進行で現場は進んでおります。

 

内装工事も順調に進んでおりました。

まず断熱材から敷き詰め、せっこうボード・塗り壁の順で仕上げます。

玄関の天井は吉野杉の無垢の板目、和室には柾目、が使用されていました。

特に和室の天井に使用されていた杉柾目板は、年輪が非常に細かく和室全体が

グッとモダンな雰囲気に仕上がっているという印象を受けました

余った端材で床の間の天井もうまくデザインされていました。

仏間には桜のデザインが彫られており、ワンポイント!

(真ん中の桜は桜の木材を使用しているそうです。)

内装工事は大工さんの方々の工夫によって建物全体の良さを底上げしていると

現場に行って感じました!

次に現場へ行くのが楽しみです!!

 

 

 


京都に行きました

2020年11月23日(月)

最近京都に行く機会がありまして、泊まった所がとても面白いホテルでした。そのホテルは元々は小学校で、最近改修してオープンしました。

綺麗な内装はもちろん良かったのですが、あえて当時のまま残しているゾーンや、小学校の面影のある床や階段など、建物内を見学しているだけで楽しく、小学生の頃の懐かしさも感じる事ができました。

もう一つ驚いたのは部屋に木が植えられていた事です。(一部の部屋のみですが)

これはアートとして植えられているそうです。

リフレッシュできましたし、何よりたくさん刺激を受け良い旅行になりました。


デスク廻り

2020年11月09日(月)

先月から、ついにダブルモニターになり、

デスク廻りがバージョンアップしました!!

 

片方は、作図図面を開き、もう片方は参考図面を開いたり、

もしくは、図面と仕上表を開き、整合性を取っていくなど、

ダブルモニターを生かして、作業効率アップをめざします!!


S邸新築工事 現場報告06 ~使用木材~

2020年10月20日(火)

今回は使用されていた木材をまとめてみました。

種類が多いので、印象に残った木材を紹介したいと思います!

■棟梁さんの遊び心

「ホンザクラ」

天板・床材・家具などに使用されていて希少な材の一つです。

明豊建設さんのご厚意で、なめらかで美しい曲線のライニングに仕上がっていました。

「屋久杉」

加工場に端材があったからと、再利用する収納棚脇の隙間に使用。(何と贅沢!)

希少な材で、特に木目は独特で色も濃く、収納棚のアクセントとなる仕上がりでした。

■古材再利用

旧S邸解体時に再利用できそうな材料は、大切にとっておき利用する計画でした。
以下はそんな「古材」の紹介です。

「大黒柱」
 旧仕口を綺麗に補修された上に桜の彫刻が・・粋ですね・・驚きました!

「床柱」
和室の床柱は昔のまま・・・いい色をしています。

「コエマツ」

旧邸作業場の立派な梁が、玄関の式台・上框などに生まれ変わります

コエマツは「肥松」と書き、樹齢300年を超えるような老松で脂の多い松材の呼称です。

耐水性、防虫性に優れているそうで、香りも強かったです。

工芸品などに使われる希少な木材だということで

今回、この希少な材を見て触れてよかったです。

棟梁さんから他にもいろんな木材を教えていただきました。

見た目や匂い、特徴もまだまだ把握できていないことが多いので、

この機会に知識を深めていきたいです。。。


S邸新築工事 現場報告05 ~屋根・軒裏・外壁~

2020年10月09日(金)

少し間が空いてしまいましたが、現場は順調に進行中です。

上棟式後は荷物の移動先確保のため、車庫先行で工事が進んでいます。

屋根はガルバリウム鋼板の一文字葺で、軒先がスッキリとした印象にまとまりました。

軒裏には板が張られ、こちらもまたスッキリした印象となりましたが、

特に門屋から車庫にかけて連続する軒裏は、寄棟屋根の良さが出ていると感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外壁は合板張り「通気SPワイヤーラス」・白洲そとん壁と仕上げます。

白洲そとん壁は下塗り・上塗りの2層構造となっていて機能性が高く、

自然素材ならではのデザイン性を持ち、軒裏の杉縁甲板とよく合っていると感じました!

職人さんの手によって綺麗に仕上されていました。

 

開口部にシャッターも入り、外観は完成に近づいております。。