2012年03月19日(月)
18日(日)豊中市千里園で行われた「住まい塾」の見学会に参加しました。
主催の高橋修一氏は長年にわたって日本の住宅のあり方に警鐘を鳴らし、
「真に豊かな住まい」について問題提起されています。
「住まい塾」には四本の柱があり、
- 定例勉強会(住まい手に対する啓蒙啓発の場)
- 養成塾(設計者の修行の場)
- 研究会(より良い施工者・職人の育成の場)
- 創作活動・見学会・セミナー
これまで、雑誌や書物でその活動の一端に触れ、共感を覚えていた私は
この日、実際に氏の設計された空間の中でその情熱に触れ、
設計者と棟梁を中心とする職人さん達と建主の思いがひとつにになっている光景に
何か清々しいもの見て、養成塾に参加させたいただくことにしました。
それは、ともすれば理想と現実の狭間で揺らいでしまいがちな自分に
高橋さんの揺るぎない心棒を通してもらいたいと願っているからかもしれません。
養成塾は4月開講・・・キュッと帯を締めなおす心地です。
通し柱の落とし込みの仕口(めり込みを考慮して直接基礎の上に乗せる)