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加古川大堰-実施設計アップ

2026年07月07日(火)

担当していた​加古川大堰改修工事の​実施設計が​アップと​なりました。​

作成図面の​内、​自分の​書く​図面が​これほど​多い​業務は​初めてで、​たくさんの​方の​力を​借りて​なんとか​た​どり着いた​一区​切りです。​

伝えたい​情報を​図面の​スケールに​合わせて​的確に​表現する​こと、​業務全体を​俯瞰的に​捉えながら​各図面の​完成度を​高めていく​こと、​そして​スケジュールに​合わせた​ペース配分、​どれも​自分だけでは​処理しきれない​課題でした。​

また、​過去の​図面を​読み​解きながら​理解を​深める​作業も、​地道ながら​大きな​糧と​なっている​ことを​実感しています。​

まだ​ブラッシュアップすべき点も​多く、​業務自体も​これからも​続きます。​

気を​引き締めて、​引き​続き取り​組んでいきたいと​思います。​

そんな今の自分に刺さった言葉を、最後に。

建築家にとって彼の生き甲斐は、彼の作品の実在感に託す以外に道はない。したがって、「ディテール」こそが彼の主体性の棲みかであり、彼の個性の出生の場であるといえよう。

『前川國男のディテール』 冒頭より


保育所の現地調査

2026年07月03日(金)

毎年この時期は、改修工事の現地調査が多いですが、今年は数日おきに行っていて、なかなかハードです。

今回は、大阪市内の保育所に行ってきました。

設備工事に伴う建築工事ですので建築工事が主体ではないのですが、屋上に上って新たに設置する室外機の位置を、構造図を見ながら検討したり、

枠組足場を設置する位置を、障害物は無いかと確認したり、

止水栓の位置関係を測り、仕上の復旧部分を確認したりなどなど、建築工事もたくさんの出番がありました。

暑い中、保育所のかわいい子供たちに癒されながら、無事に現地調査を終えました。

さっ!また来週も別の現地調査に向かいます!!

 


入社・取締役就任のご挨拶

2026年06月30日(火)

6月より入社し、取締役に就任いたしました中島です。

どうぞよろしくお願いいたします。

実は私は、20年ほど前に新入社員として一度当社に入社し、5年間お世話になっておりました。ここで、社会人として、そして設計者としての基礎を学ばせていただきました。

その後、父の急逝により、まったく別の業界である家業を継ぐこととなり、一度当社を退職いたしました。それから20年の時を経て、再び当社へ戻ってくることになるとは、人生とは本当に不思議なものです。

家業を継いだ当初は慣れないことも多く、大変な時期もありましたが、15年ほどを経て経営も安定し、10年前には自身の設計事務所を開設しました。
以降、家業と建築設計という2つの事業に携わりながら、建築への想いを持ち続けてきました。

自身の事務所を設立した当初から、当社の山本会長には折に触れて相談に乗っていただき、時には助けていただきました。退職後も、師弟のような関係は変わらず続いていました。
そしてこのたび、当社40周年という節目にお声がけをいただき、再び一員として戻らせていただくことになりました。

入社してすぐ、当時の先輩方から変わらず「中島くん」と呼んでいただき、おかげさまで自然と当社の空気に馴染むことができました。
これからは当社の一員として、施主の想いに寄り添い、仲間たちとともにその想いをカタチにし、人々の生活や都市の空間を豊かにする。
そんな設計者であり続けたいと思っています。

ところで、「中島くん」と呼んでいただいておりますが、私も52歳になりました。
今回の復帰を機に、あらためてプロフィール写真を撮影してきました・・・

これまで10年前の写真を「あまり変わっていないだろう」と思って使っていましたが、今回撮影した写真と見比べてみると、オッサンがさらにオッサンになっていることに、あらためて気付かされました(笑)。


【上】10年前の写真・・・つい先日まで使ってました

【下】現在の写真

これからもどうぞよろしくお願いいたします。 


住之江駅駐輪場の現地調査

2026年06月24日(水)

先日、南海住ノ江駅の高架下にある駐輪場の現地調査に行ってきました。

駅周辺は落ち着いた住宅街で、穏やかな雰囲気の中で調査がスタートしました。

今回は改修内容の整理・確認とあわせて、現況の確認も行いました。

雨風や地震といった環境的要因によるひび割れが見られたほか、鳩の侵入対策についても検討が必要となります。

小さな隙間に見えますが、斜めの最大幅が少し大きくなっていて、そこから入ってくるそうです。

実際に現場にいらっしゃる方々から様々なご意見を伺いながら、改修内容を一つひとつ整理していきました。

帰社後は、現地で確認したクラック(ひび割れ)を図面に書き込みながら、現況図面を作成しています。

 

現調の際には、駐輪場の管理をされている方から貴重なお話も伺えました。ご自身でペンキを塗り直されたり、音を出して鳩を追い払う工夫をされたりと、日々の管理の苦労や知恵を直接聞かせていただく機会となりました。

利用される方々に気持ちよく使っていただける駐輪場になるよう、設計に力を尽くしていきたいと思います。


ArchicadUSERFEST2026へ初参加してきました!

2026年06月19日(金)

Archicadのユーザー懇親会に出席するようになって三年、ついに

「ARCHICAD USER FESTA 2026」に初参加してきました。

[300名以上のユーザーの皆さんが全国から集まる活気あふれる会でした]

普段から実務でBIMを活用していますが、他社の運用方法や、GRAPHISOFTが目指す今後の方向性を直接肌で感じられる貴重な機会でした。

会場での事例発表や最新機能の紹介を聴きながら強く感じたのは、もはやテーマが「BIMを導入しているか」ではなく、「BIMを使って何を改善したか」に移っているということです。
日常業務ではどうしても目先の機能や操作方法に意識が向きがちですが、各社の発表の中心にあったのは、設計品質の向上、情報共有の効率化、施工段階との連携といった、建築プロセス全体の最適化でした。

これは、以前このブログで書いた「BIMの本懐」とも深く重なります。BIMの真の価値は3Dモデルを作る行為そのものではなく、設計情報を整理し、必要な場面で必要な情報を取り出せる環境を構築することにあると、改めて確信しました。

また、ユーザー同士の事例紹介も非常に刺激的でした。
事務所の規模や用途によって運用は三者三様です。テンプレートや属性管理を徹底して品質の均一化を図る組織もあれば、外部ツールやAIを駆使して自動化する尖ったアプローチもあり、同じツールでもここまで活用の幅が広がるのかと圧倒されました。

設計というクリエイティブな仕事の裏には、膨大なルーティンワークが潜んでいます。その繰り返しをいかに減らし、設計者が「検討や判断」という本来の業務に時間を割けるようにするか。これこそが、これからのBIM活用における最大のテーマだと感じています。

単に新機能の知識を得るだけでなく、自社の足元を見つめ直し、今後のBIM展開へのモチベーションを高められる有意義な一日となりました。