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九州出張で訪れたアクロス福岡

2026年02月17日(火)

先月の九州出張で、学生時代に一度見てみたかった アクロス福岡 を見学してきました。


福岡市中央区天神の旧県庁跡地に立つこの建物は、2階から14階まで連続する ステップガーデン が特徴で、建築そのものが“都市の山”として都市景観に溶け込んでいます。

   

コンセプトはアルゼンチン出身の建築家 エミリオ・アンバズ によるもので、「都市の中に山をつくる」「失われる緑を建築の上に戻す」という思想が根底にあります。

これを現実の建物として成立させたのが、実施設計を担当した 日本設計竹中工務店。構造計画や大スパン対応、排水・防水・維持管理まで含め、コンセプトを「建つ建築」に落とし込みました。

さらに、造園家 田瀬理夫 が「育つ庭」としてステップガーデンを設計。
開館当初は木が少なく見えましたが、30年の間に樹種・本数が増え、鳥や風による自然更新も取り入れられています。建築と緑が対等に存在することで、建物は今も完成し続けているかのようです。

30年経過してなお、都市の中に生きる“山”として魅力的な姿を見せるアクロス福岡。
学生時代の憧れが、実際の景観としてここに存在していることに感動しました


自己紹介

2026年02月16日(月)

2025年10月に入社いたしました、遠藤千鶴です。

申請書類の作成や実施設計図面の修正を主に担当しています。

入社前は某特定行政庁にて勤務しておりましたが、設計業務からは永らく離れて

いましたので、日々勉強の毎日です。

育児の都合で現在は短時間勤務ですが、子育てがひと段落したタイミングで

アクセルを踏めるよう、常日頃から学び続ける姿勢を大切にしていきたいです。

 

プライベートでは芸術鑑賞が好きで、観劇の他、建築や美術作品を見るのが趣味です。

ちょうど先日、堂島リバーフォーラムで開催中の「グスタフ・クリムト」の展覧会へ訪れました。

360度取り囲む巨大なスクリーンにクリムトの傑作が映し出される中、

作品に関連する音楽と華やかな香りが流れ、全身でアートを体感する展示でした。

非現実的で幻想的な空間に包まれる時間。

今話題の「没入型」の展覧会を体験できたのは興味深かったです。

芸術鑑賞が趣味と言いつつ中々時間が取れず、今回が子どもが生まれて以来初めての展覧会でした。

自分時間を持てた際は、積極的に興味のあることに時間を使い感性を磨くことも大事と感じた1日でした。


ティータイム③

2026年02月13日(金)

先日のティータイムは、かわいらしいディズニーリゾートのお土産でした。

たくさんのおかきが入っていましたが、缶や袋はもちろんのこと、

中身のおかきもミッキーの形でかわいらしかったです。

ティータイムにいただきました。

皆さん、いつもお土産ありがとうございます。


内部研修(環境シミュレーション習得に関する成果報告)

2026年02月10日(火)

前回に​引き​続き、​内部​研修での​発表内容に​ついて​お話しします。​

今回は、​私が​約1年間かけて​取り​組ん​できた​「環境シミュレーション」の​学習成果に​ついて​報告しました。​発表では、1.​未経験の​技術を​習得する​ための​学習計画の​立て​方、​2.その​実践プロセス、​​3.実際に​業務で​活用してみた​際の​手応えまで、​実体験に​基づいた​3つの​ポイントを​軸に​構成しました。​


(練習用のプログラムです)

現在、​私たちは​シミュレーションツールと​して​Rhinocerosと​Grasshopperを​活用しています。気象データを​整理し、​ビジュアル化する​ことで​敷地の​環境や​敷地の​持つポテンシャルを​​評価し、より良い空間の手がかりをつかむ試みを​続けています。​

この​1年間で​実務に​必要な​技術を​習得できた​ことは​大きな​収穫でしたが、​それ以上に​この​分野の​奥深さを​改めて​実感する​こととなりました。​

住まい​手や​使い手が​快適に​過ごせる​空間を​追求する​ために、​自分たちに​何が​できるのか。​敷地の​持つポテンシャルを​最大限に​引き出し、​熱や光、​風と​いった​抽象的な​テーマを​「快適性」と​いう​具体的な​指標に​落とし込むには、​これまで​以上に​多角的な​視点と​探究心が​必要だと​感じています。​

かつて​「家づくりは​夏を​旨と​すべし」と​言われましたが、​近年の​日本の​酷暑を​思うと、​その​言葉の​重みを​改めて​実感します。​技術は​進歩しても、​環境に​対する​人の​感性は、​根本では​変わっていないのかもしれません。​先人たちの​知恵と​現代の​最新技術を​高い​次元で​融合させ、​自分たちの​強みを​最大限に​発揮できるよう、​これからも​飽くなき挑戦を​続けていく​所存です。​


内部研修(BIM業務報告)

2026年02月05日(木)

先日の内部研修では、実務でBIMを利用した感想や問題点などを報告しました。
スペースクリエーションではこれまで、AUTOCADをメインに使用して作図する物件がほとんどでしたが、BIM推進の一環として、今回の物件ではARCHICADで作図を行いました。

AUTOCADとARCHICADを比較すると、最も大きな違いは「作図の考え方」にあると感じました。
AUTOCADは線を描いて図面を完成させていくのに対し、BIMであるARCHICADは、壁・床・建具などを「情報を持った要素」として配置し、建物全体を立体的に構築していく必要があります。

そのため、操作に慣れるまでに時間がかかり、思い通りに形状を調整できなかったり、設定の違いによって表示が変わってしまったりと、試行錯誤の連続でした。

また、これまでのAUTOCADでの作図表現を意識しすぎると、かえって手間が増えてしまい、BIMの特長を十分に活かしきれないという点も大きな課題だと感じました。

しかし、今回の経験を通じて、BIMならではの可能性や、今後取り組むべき課題が明確になったことは大きな収穫だと感じています。
次回以降のBIM物件では、今回できなかった点にも積極的にチャレンジし、より効果的にBIMを活用できるよう、社内での知識共有や運用方法の改善を進めていきたいと考えています。