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BIMの本懐

2026年05月13日(水)

スペースクリエーションでは近年BIMという新しい設計ツールを導入を進めています。

このBIMという言葉は建築(building)情報(information)モデル(model)の頭文字をとったものであり、

従来の二次元的な作図・検討をしながら、同時に三次元でモデルが立ち上がっていくツールです。

 

これは設計内容に応じた3Dモデルがあることで意思疎通に役立つのはもちろんなのですが、

BIMの本懐としては平面図、立面図といった設計の中で複数作成される図面を一つのBIMファイルにまとめることで

設計情報の重複利用できることです。

というとなんだか難しそうですが、図面ごとの齟齬をなくしつつ検討を進められるということです。

【容積率・道路斜線確認しつつ平面・階高さを検討した物件】

【仕上・設備配管・構造フレームの既設と新設の干渉を三次元で検討した改修物件】

設計の中で検討すべきことは多岐にわたりますが、

検討事項の数に応じて図面が増えていくと、検討結果の相互反映に甚大なコストと手落ちのリスクが伴います。

一意に定まる3Dモデルに設計情報を盛り込んでいき、

そこから各種検討事項に沿った図面を切り出せるようにすることで、

BIMは検討が進み定まっていく設計情報をもれなく反映させ、迅速で正確な設計ができるツールとなります。


大阪市公立小学校増築工事進捗状況4

2026年05月08日(金)

4月に行われた1階躯体工事の報告です。

これから、いよいよ地上の躯体工事にはいっていきます。

今回は1階の大半の床が土間コンクリートとなることから砕石の上にポリエチレンシートを介して直にコンクリートの打設となり、配筋の下端のかぶり厚に注意しながらの工事となります。

 

床のコンクリート打設後、周囲の足場を急ピッチで組み立て、柱・壁等の立上りの配筋・型枠を進めていきます。その後梁の型枠を終えたところで4月の予定は完了しました。

 


社内研修会

2026年05月01日(金)

先日、社内研修にて、法規チェック業務のDX化に関する取り組みを発表しました。

当初は、法規チェックシート(BCCL)の更新・改善を目的として検討を進めていましたが、運用を見直す中で、シート単体の改善だけでは十分ではないと感じ、業務全体の見直しへと発展しました。

現在は、設計図および法規チェックシートを起点に、過去の法規ナレッジや審査機関からの指摘事項、行政調査の記録などを一元的に整理・連携させる仕組みづくりを進めています。

従来、法規チェックは担当者ごとの経験や知識に依存しやすい側面がありましたが、チェック履歴や判断根拠をデータとして蓄積・共有することで、業務の標準化と品質向上を図ることが可能になります。

また、確認申請に至るまでのプロセス(指摘対応、行政協議、申請完了)を体系的に整理することで、情報の追跡性や再利用性の向上も期待されます。

今後も継続的な改善を通じて、より効率的で再現性の高い業務プロセスの構築を目指していきます。


長崎旅行

2026年04月24日(金)

私事ですが、先月連休をかさ増しして長崎旅行に行ってきました。

博多→ハウステンボス→五島列島→長崎駅と徐々に奥まっていくような旅程だったのですが、最奥の県庁所在地に向かっていくという都市構成がなかなか珍しいものでした。

こう書くと長崎は最果てのように感じられますが、

素敵な建築も多く、しっかりと中心地として栄えてましたし、

かつては出島を擁し海外文化の最先端でもあったという長崎にしかない歴史もあります。

万博という造成島に設けられた仮設建築群を目にした後だと、

望む望まざるにかかわらず、建築は都市に根差し、都市は歴史を宿すということが一層鮮明に感じられた旅となりました。


BIMを使った木造設計(2度目のチャレンジ)

2026年04月22日(水)

アーキキャドでの木造設計は、今回で2度目のチャレンジになります。

前回は手探りな部分も多く、時間的にも余裕がなくてやりきれなかったこともありました。今回はその経験を活かして、できなかったことにも改めて取り組んでいこうと思っています。

特に、内部仕上表や矩計図の仕上げは、できるだけモデルと連動させて機能的に作成できるようにするのが目標です。図面ごとにバラバラに対応するのではなく、情報を整理しながら一貫性のある設計にしていきたいと考えています。

また、設計面でも、法規の整理や納まりの検討など、これまでなんとなくで進めてしまっていた部分をしっかり理解しながら進めていくつもりです。

今回の設計を通して、実務的な知識も身につけつつ、少しずつレベルアップしていきたいと思います。